商品紹介
2枚組の大作をリリースするまでに4年間のキャリアの中断があったことは、バンドとしてのレッチリの成長についての問題を暗示しているようだ。当初はなんと、3枚組にできるほどの曲をレコーディングしていたという。トラブルメイカーとしての悪ガキぶりを売り物にパンクとファンクの融合の可能性を携え、80年代のメインストリームに切り込むオルタナティブ・ロック旋風に手を貸した彼らだが、20年ほどの歳月を経た今、パンクのエネルギッシュで生意気な部分はほぼ完全に姿を消し、ファンクのほとばしるようなリズムはこの2時間に渡る28曲のアルバムではかなり抑えられている。レッチリらしい男っぽく、時にマッチョなエッジは失われてはいないが、そのあたりは故意に控えめにして熟成した作品としている。ずっとメロウで時に内省的となっていて、クロスオーバー・ヒットとなった「Under the Bridge」に代表されるポップスの特性はないかもしれないが、ディスク1では「Snow」、「Wet Sand」、ジャズのようにクールな「Hey」といった曲が立派に花ひらいている。
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