ユーザーレビュー
清新の意気を評価 
若さの特権というべきか、世阿弥の言う、時分の花の最盛期に亀井広忠はある。その瞬間を切り取った、このCDはお勧めだ。能楽のファンに止まらず、邦楽を虚心で聞いて欲しい。
ただ、同時に、電子的には音と音の間は沈黙を作り出すことが不可能ではなくなった今、かつての同じビクターが制作した、能楽囃子大系の正続を全面復刻してもらえないか。あのLPの中で裂帛の気を示した老大家の面々の演奏をもう一度、聞いてみたくなった。このCDと聞き比べたら……。広忠の良さと幼さがもっとはっきりすることだろう。一番端的にそれを思ったのは、道成寺の宝生九郎と清水然知の逸話ではないが、少なくとも身近な音源では観世寿夫と安福建雄の録音にはそれがある。そういうプラスアルファがこれからの年輪ではぐくまれるものだろうが。それにしてもこの清新の気を高く評価する。
そして大鼓のみならず、実は笛の六郎兵衛、幸広が熱演。惜しむらくは、森田流の弘之の共演も聞いてみたかった。序ノ舞とかで。
能楽界のホープ 
亀井広忠さんの大鼓は切れ味が良い。
かけ声、音、から気合いや舞台に対する情熱が伝わってくる。30才というまだ能楽界においては子供のような年齢でいろいろと活躍し、認められるのも納得です。
このCDはお囃子だけですが、能楽ファンは聞いてみる価値あります!!
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