ユーザーレビュー
黄帝内経とは。 
黄帝とは、中国の歴史上の聖帝であり。
近代でも中国人は「我々、黄帝の裔は・・・。」との言葉を枕詞として名乗り続けた。
黄帝が実在したと信じている中国人など、アーサー王の実在を信じるイギリス人や神武天皇の実在を信じる日本人と同じように
ほとんどいないそうですけど、中国人にとっては、精神的な建国の祖であり、自らの誇り有る始祖ということでしょう。
黄帝とその師岐伯との問答が記録されたとされる黄帝内経も、もちろん本物ではなく。せいぜい漢代に書かれたものとされ
よくある後世の偽書に過ぎませんが。
しかしこれは、中国の伝統医学の根源として二千年の間、中国医学の至高の書として読み継がれてきたものです。
現代でも鍼灸や湯液など、中国伝統医学を学ぶ人には必読の本と位置づけられ。この本を読まなければ東洋医学は語れないとおっしゃる人も多い。
しかし原文を読むのはさすがに難しい。漢文でも、かなり古い文体で書かれたものだから、中国人でも一般には読める人は少ないでしょう。
それでも熱心に中国医学を学んでいる鍼灸師や漢方医の中には、原文を毎日のように読んでいる人もけっこういらっしゃるようですが。
中国医学初心者にそのような事を求めるのは酷というものでしょう。
本書はマンガですから、読んでみてかなり簡潔にまとめられ、重要な部分が排除されていると感じるところも多いですけど。
初心者には入りやすい注釈本から、まず入っていくのは、容易であり、わかり易いのではないでしょうか。
黄帝内経の入門書だがこれだけでは理解できない 
黄帝内経をこれから読もうとする人向けには優れた入門書です。抜粋版なので、全ての条文は載っていません。全ての条文を読みたい人には谷口書店の素問・霊枢も入門としては良い本です。でも内経世界を概観するにはこちらの方が適切だと思います。但し、既にレビューがあるとおり、これだけ読んでも内経世界を理解することは困難だと思いました。とくに近代西洋科学のトレーニングを受けた立場からは、はじめて読んだときには訳の判らない全くの異文化体験だったことを覚えています。私がこの本の良さに気がついたのは、他の中医学の入門書や江部経方医学に触れた後のことでした。
この本も難解・・・ 
中国の歴史は深い。まんがなら少しは理解できるかと思っていましたが甘かった。とても難しかった。
とはいえ、中国医学の深さに触れる入門書としては最適だと思います。
『まんが黄帝内経シリーズ全10巻』というくらいに噛み砕いて解説された本を求む。
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